呉服業界には規制が無い その為本物が失われる

今年3回ほど京都に行きました
様々な問屋さんや職人さんとお話しをした中で共通の話しがコピー商品の存在です 帯屋さんは新作を作る度にコピー商品が作られクレームが来る ある染屋さんは洋服と同じ様に機械印刷でコピーされて仕事が激減、息子はサラリーマンにさせる 後継ぎにはさせないなど 日本には伝統文化に対して規制がほとんど無いので(ブランド品の様にコピー商品などの規制が無い)その為本物が失われる 今年から萬惣の若女将が地元の学校で和裁の先生になりますが和裁も外国でするため日本人の和裁士も激減していますその為教えられる人材を激減、先日教材の浴衣を調達するのに製造元が1つしかない事に驚きました。民族衣装着物が日本人の職人さんが仕上げた着物でなくなる時代が来る事を実感しました 京都の町でも日本の職人さんが仕上げた着物で歩いている方々が少なくなりました ほとんどコピー品なのがとても残念です。
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